燃料用アルコール用にオススメらしい、ナルゲンの広口丸ボトル。キャンプで調味料を持っていくのもよさげ。

公開日:  最終更新日:2015/12/13

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SiSO-LAB ナルゲン広口丸形ボトル、サイズ計測

アルミ缶から自作したアルコールストーブの燃料を持ち運ぶには、本体の中にちょうどよく納まる容器を100均で調達していますが、有名どころはナルゲンの広口ボトルとのこと。たまたまamazon.co.jpで送料無料の商品が並んでいたので購入してみました。

amazon、買い合わせ対象でもバラバラで来るのね

amazon.co.jpで安い商品だと「買い合わせ対象」となっていて、amazon.co.jp発送の商品合計が2,500円以上じゃないと購入できません。「安い商品だと、同梱して一括発送したいんだろうな」なんて勝手に思っていたのですが、なんか結局、別々に届きました。

SiSO-LAB ナルゲン広口丸形ボトル

今回初めて見たダンボールです。箱の底に敷いてあったのですが、謎の切込みがあります。また、どういうわけかわかりませんが3枚も入っていました。amazon.co.jp、別名・密林と呼ばれるだけあって、まだまだ謎が多いですね。:-P

SiSO-LAB ナルゲン広口丸形ボトル

漏れなくて耐熱性も高い樹脂ボトル

なんだかかっこいいナルゲン広口丸形ボトル

なんか、ナルゲン広口丸形ボトルってかっこいいです。特に30mlのボトル。キャップのデザインに機能美が出ていてクールなのですが、それに加えて、本体と直径が近いのでストレート感が溜まりません。薬の瓶とかググっと来ちゃったりするのがあったりしますが、樹脂製で軽くて液体も、となるとなかなかいいのが無いんです。というか、あまり薬飲みませんし。

今回購入したナルゲン広口丸形ボトルは、30ml、60ml、125mlのボトルです。60mlは、ちょっと前に購入していたので梱包の写真はありませんが、ビニール袋に入ってダンボール板と一緒にパックされていました。

SiSO-LAB ナルゲン広口丸形ボトル

ナルゲンボトルが漏れない理由は溝にあり?

ナルゲンボトルと言えば「漏れないボトル」というのがうたい文句です。どうやらその秘密はキャップとボトルの溝にあるようです。よく見ると、ちょっと特殊な形状です。キャップを締めた時に、キャップと本体の間で何かうまいこと力が相互にかかり、密封できるのかもしれません。

SiSO-LAB ナルゲン広口丸形ボトル

今回、ナルゲンボトルを何本も購入しましたが、30mlのナルゲンボトルは、醤油やソースなどを入れようと思っています。醤油がこぼれたりしたら悲惨ですからね。他のサイズは、燃料用アルコールを入れるつもりです。

amazon.co.jpのレビューで、「飛行機に乗せたら漏れた」という情報がありましたが、飛行機、多分ですが貨物室はかなり地上と気圧差があると思います。

SiSOは以前の仕事でよく飛行機を使っていましたが、その時の経験から、ビジネスクラス以上で使う貨物室なら大丈夫ですが、エコノミーで使われる貨物室だと瓶詰の液体も少し漏れてしまうぐらいです。

そんなわけで、飛行機に手荷物として預ける時は注意した方が良いと思います。

ナルゲンボトルの材質と使用温度

ナルゲンボトルのキャップはポリプロピレン(いわゆるPP)で、使用温度は0℃~120℃となっています。また、本体の方はポリエチレンで使用温度は-100℃~120℃です。

SiSO-LAB ナルゲン広口丸形ボトル

食器洗い乾燥機は使わない方が良さそうですが、さすが、なかなかのスペックです。また、ポリプロピレンとポリエチレンということで、アルコールへの耐性も高そうですね!

ナルゲン広口丸形ボトルのサイズを測定してみた。

自作アルコールストーブを使う理由の1つに、効率よくパッキングしたいということがあります。そんなわけで、一緒に持ち運ぶボトルのサイズも気になるところです。我が家には1/100まで計測可能なデジタルノギスがありますので(校正はしていませんけど)、計測してみました。

ナルゲン広口丸形ボトル30mlのサイズ

まずは一番小ぶりでデザインもいけてる30mlからです。あんまり細かい数字を言ってもどうかと思いますので、適当に丸めて0.1mm単位で書いておきます。また、キャップにポッチがついてますが、これも含めて計測しています。

SiSO-LAB ナルゲン広口丸形ボトル

ナルゲン広口丸形ボトル30mlのサイズは、高さ63.1mm、直径34.3mmでした。

ナルゲン広口丸形ボトル60mlのサイズ

続いて、もうちょっと背が低くいとうれしいな、という60mlです。直径45mmぐらいで、背をなるべく低くという感じです。

SiSO-LAB ナルゲン広口丸形ボトル

ナルゲン広口丸形ボトル60mlのサイズは、高さ86.5mm、直径39.0mmでした。

ナルゲン広口丸形ボトル125mlのサイズ

こちらのサイズは、まあ、アルコールストーブとはパッキングせず、予備として別荷物で持って行くつもりの容器として購入しました。

SiSO-LAB ナルゲン広口丸形ボトル

ということで、ナルゲン広口丸形ボトル125mlのサイズは、高さ100.0mm、直径49.8mmでした。

 

自作アルコールストーブなどのパッキングできる燃料ボトルとして、参考情報になれば幸いです。

 

ナルゲン 広口丸形ボトル 30ml 90501 – amazon.co.jp

今回購入したナルゲン広口丸ボトル30mlです。他には60mlと125mlを購入しました。マーケットプレイス出品になっていることが多いので、ちょくちょく見ていないとamazon.co.jp発送の送料無料にあやかれないのが難点です。
nalgene(ナルゲン) 広口丸形ボトル60ml 90502
nalgene(ナルゲン) 広口丸形ボトル125ml 90504

 

今日の一言二言三言

 

高さ70 直径45 ミリぐらいで

80ccのボトルが あったら最高。

 

53mm径のアルミ缶でグルーブストーブるを作ると内径は45~48mmぐらいのものが入りますので、これぐらいの大きさのボトルがあれば、500ccのマグカップにも一緒に収納できてすごくいいように思います。

ちょうどいいボトル、無いかなぁ。

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Comment

  1. ako より:

    アルコールストーブを自作しようと思い拝見しておりました。
    毛細管現象による効果とどのH/Pをみても書かれていますが、副室のアルコールに熱を伝える面積が増え熱伝導が高まる為の効果と思います。(主室?からの受熱面積も同様に増えます)
    副室に繊維材を使用する場合は毛細管現象になるかもしれません。これは副室のアルコールを吸いあげて燃料の接触面積を増やす効果が考えられます。
    まだ作ってもいないのに生意気なことを申し上げて申し訳ありません。

    航空機で液体が漏れた件について
    私の場合容器を少し押しつぶし密閉し体積膨張を吸収できるようにしています。
    ナルゲン広口丸ボトルが押しつぶせるか?つぶすことによる変形で気密性が弱まることがあるので効果は保証できませんがトライする価値はあると思います。
    DEHA

    • SiSO より:

      akoさん>
      コメントありがとうございます。グルーブストーブやCHSなどの折り目付き二重構造のアルコールストーブですが、折り目と外筒の間に緩やかな隙間ができており、毛細官現象でアルコールが上部に少量だけせり上がり、少量が故、燃焼開始後、すぐに勢い良く気化するのではないかと考えています。

      ただこれも「考えている」というだけですし、仮に燃料が上部まで上がっていたとしても、必ずしも先の考えどおりのシナリオで燃焼しているとは限らないこともあります。

      また何かいいアイデアが出たら、可視化してみようと思います。

      航空機でボトルを運ぶ話ですが、あ、なるほど、と思いました。ボトルをあらかじめへこませておけば、気圧低下によるふくらみ影響を減らせますね!今度、飛行機に乗るときはやってみます。

      • 匿名 より:

        早速のご対応ありがとうございます。
        色々と系統だてて掲載されておりとても参考になりましたので、今後の参考にしていただければと思い、つい余計なことを書いてしまいました。
        説明が不足していて申し訳ありません。
        二重構造の効果として、あくまでの私個人想定であり順番は別として以下の効果が考えられると思います。(公開する必要はありません、分転載も構いません)
        ・主室との隔壁表面積拡大加工のため燃料への熱伝達が良い。
        ・外壁と内壁の間隙が少なくその間の少ない燃料へ効果的に熱を伝え気化を早める。
        ・同様に少ない間隙によって毛細管現象による接触面積が増え、熱伝導効果が上がる。
        外壁が透明で状況が確認できるものがあればいいですね。
        ところで、上下を合わせるときに下側を蛇腹状に加工されるのをよく見かけますが反対に上側を加工したことはありますか?ジェット付近の熱を伝えられるかななんて考えたりしています。ガス漏れして継ぎ目で燃焼する気もします。

        とりあえず、まずはオーソドックスなタイプの作成を開始しました。

        接合時の缶径拡大は缶の底ではなく上側を入れた方がテーパーがついており広げやすいようです。その後必要に応じ底部で調整すればokのようです。
        DEHA

        • SiSO より:

          akoさん>
          いろいろなご意見を頂くのは、新しい発見になったり、或いはそのきっかけになったりしますので歓迎です。折り目タイプのアルコールストーブ、まだまだ研究の余地がありますよね。

          下側の蛇腹は、内筒下部のプリーツスカート(ひだひだスカート)部分のことでしょうか?あれを上側に持ってきたことは無いですが、上側にも付けて熱伝達のコントロールってのは面白そうです。

          ちなみに缶底ですが、ビールとコーヒーで形状が異なります。ということを、アルコールストーブを自作し始めて初めて気がつきました。

          たぶん、コーヒーだと上下どちらでも広げやすいと思います。見た目、燃料吸い上げの効率が良さそう、という理由もあってコーヒーの方をよく使っています。

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